この映画は、ここ数年で一番の作品かもしれない。「バットマン」という映画の括りから飛び出した作品だったように思う。タイトルが「バットマン ダークナイト」じゃなくて、なぜ「ダークナイト」なのか。様々な伏線が最後に全てつながる。2,3本の映画を見たようだった。単純にストーリーを書けるような作品ではない。とにかく、この映画を見てほしい。ほんとうにすごい映画だった。
アカデミー賞獲得するだけあって、ヒース・レジャーの怪演はまさにジョーカーそのもの。亡くなったのが非常に惜しまれる。また、ヒース・レジャーだけでなく全ての出演者が役に見事に合致していたように思う。ハービー・デント(あれってトゥーフェイスだよね?)役のアーロン・デッカートや、ゴードン警部補役のゲイリー・オールドマンが特に良かった。もちろん、アルフレッド役(マイケル・ケイン)、フォックス役(モーガン・フリーマン)も良かった。
とにかく「素晴らしい」の一言に尽きます。