2009/12/31

2009年今年観た映画ランキング



今年観た映画を一通り振り返るついでに、何が面白かったか決めるためにはやはりランキングがいいと思ったので備忘録的にメモしておきます。来週、超大型映画「AVATAR」が待ち構えているので変動する可能性大です。あとカールじいさんも観に行くかもしれないので。でも、年末忙しくなると思うので暫定のランキングを発表してしまいたいと思います。


年も越したので、09年映画ランキングの完成版になりました。グラン・トリノ観れず仕舞いだったなぁ。

あと、今年「観た」映画であって「公開」映画ではないので悪しからず。ある程度旧作も含んでいます。

トップ5とワースト5は焦らし焦らしでいこうと思います。

54位「今宵、フィッツジェラルド劇場で」


最後までなんだかよく分からなかった。

53位「ウィッカーマン」


不気味なストーリー運びは良かった。オチがううむ

52位「ハプニング」


これもオチが...

51位「リボルバー」


1シーン1シーンは面白いのに、ストーリーはさっぱり分からない謎映画

50位「ロックンローラ」


45と同じく。てか、監督一緒だった気が

49位「バンディダス」


あまり記憶に残っていないが、おぼろげに面白かった

48位「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」(劇場)


期待していた割に酷い出来。鑑賞後にもやもやしていたけど、後で考えれば考えるほど駄作

47位「ハロウィン」


王道ホラーすぎて面白みに欠けた

46位「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」(劇場)


Togetter - 「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE評価」

45位「ミラーズ」


キーファー・サザーランドのジャックが抜け切れていない映画

44位「俺たちに明日はない」


パブリック・エネミーズを観に行く前に父に勧められ鑑賞。イマイチだった

43位「シューテム・アップ」


ちょっと笑いそうになるアクション、ちょっと間抜けな設定、それなりの面白さ

42位「ハムナプトラ3呪われた皇帝の秘宝」


ハムナプトラの続編でなければ良かった。いや、そうでもないや

41位「ゲット・スマート」


ギャグが欧米寄りすぎて楽しめなかった

40位「20世紀少年 第一章 終わりの始まり」


まだマシだと思った

39位「紀元前一万年」


映像だけで

38位「ナンバー23」


そこそこに面白かった。もうひと押しだと思う

37位「パブリック・エネミーズ」(劇場)


脚本が甘いように思う。途中までは面白かった

36位「K-20 怪人二十面相・伝」


オチが予想通りすぎ。飛行機で見る分には調度良かった

35位「ドラゴン・キングダム」


いろいろベタベタすぎな洋風カンフー

34位「NEXT-ネクスト-」


いい意味でも悪い意味でもニコラス・ケイジ映画

33位「ローグ アサシン」


ジェイソン・ステイサム見たさで。面白かったが、あと1,2押しぐらい

32位「ウォンテッド」


映像だけで

31位「イーグル・アイ」


あんまり記憶にないけど、それなりに面白かった

30位「ターミネーター4」(劇場)


サム・ワーシントンに全部持ってかれてる。いつまで2を愚弄し続けるのだろうか

29位「ワルキューレ」


全てが煮え切らない映画

28位「THIS IS IT」(劇場)


マイケル・ジャクソンを見る分には最高。ただ、映画としては...

27位「ワールド・オブ・ライズ」


なかなかに面白かった

26位「バンテージ・ポイント」


見せ方が斬新な手法だったと思う

25位「ソウ6」(劇場)


Saw4からの3部作の終結という意味では傑作だが、1には遠く及ばないし映画としても...

24位「ブラックサイト」


ネット事情をホラー、サスペンスによく結びつけていたと思う

23位「ヘルボーイ」


もう少し下でも良かったかも。ヘルボーイのキャラが微妙

22位「バンコック・デンジャラス」


それなりに面白かった

21位「REC:レック/ザ・クアランティン」


POW方式映画。くどかった

20位「ハンコック」


アンチヒーローモノではなかなかの傑作かも。ただ、後半がイマイチだった

19位「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」


2作目の法則に囚われず良かった。面白かった

18位「デュプリシティ」


ジュリア・ロバーツとクライヴ・オーウェンのコンビが良かった。設定とストーリーは良かったけど、もう一押し

17位「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」


作りというか、質感がすごく面白かった

16位「ザ・スピリット」


シン・シティに少し劣る感じがしたが、全体的にとても面白かった

15位「アイアンマン」


オーストラリアで英語字幕で見たのに面白かった

14位「AVATAR」(劇場/3D)


3Dならオススメ。ストーリーは予告編で受けた印象がそのまま感想になる感じ。3Dの映像はスゴい

13位「テネイシャスD運命のピックをさがせ!」


JB映画。爆笑しっぱなしだった

12位「デトロイト・メタル・シティ」


原作は読んでないけど、めちゃめちゃ面白かった。デスメタルの知識は深まらないが

11位「イングロリアス・バスターズ」(劇場)


最近観た、ってせいもあるけどなんだかんだでやっぱり面白かった。あんなヒトラーを撃ちまくった映画は始めて観た

10位「ラスベガスをぶっつぶせ」


こういう映画は大好きです。最後まで読めない展開がとても良かった

9位「少年メリケンサック」


宮崎あおいの役どころとバンドメンバーが最高。パンクが結局何か分からないが

8位「トロピック・サンダー」


コメディ戦争映画。イングロリアスにしても、トロピック・サンダーにしても映画好きなんだなぁ、ってのが伝わってくる作品には弱い

7位「バンク・ジョブ」


すごく出来が良かった。駆け込みで観て良かった!

6位「The 4th kind」(劇場)


めちゃくちゃ面白かった。フェイクドキュメンタリの新しい表現方法を開拓したと思う。







ワースト5

55位「ミスト」


しょっぱなからモンスターが出てくる展開にはガッカリ。そして、ラストであんぐり。最低

56位「24 リデンプション」


24はもうダメだと思った。途中撮影スタッフ映ってるし、ストーリーも面白くないし。でも、s7はかなりいい出来だったので安心した。

57位「バーン・アフター・リーディング」


キャストもストーリーも、予告編で期待させておいて最悪の形でそれを裏切る酷い作品。何も面白くなかった。

58位「ゾンビ・ストリッパーズ」


B級作品はなるべく暖かい目で観るようにしてるけど、これは酷かった。意味不明

59位「20世紀少年 第二章 最後の希望」


最低最悪、酷評するのも面倒なぐらい







ベスト5

5位「マンマ・ミーア!」


ここまではある程度順調に決めてきたんだけど、ここからの5作品は非常に悩んだ。悩んだ結果、5位はマンマ・ミーア!。ABBAの心地良い曲に合わせて展開するストーリー、キャスト、いろんな要素がめちゃくちゃ面白い。今まで見てきたミュージカル映画を凌駕する作品だった。みんな楽しそうで楽しそうで、もうね。













4位「ウォーリー」


号泣だった!オーストラリアで英語字幕で観たけど、字幕なんて必要なくてウォーリーやその他機械たちのコミカルだったり、心暖まる動きに感動した。ディズニー、ピクサーというだけでちょっと敬遠してた節があったけど、いざ観てみると面白くて面白くて。そして、最後は涙が止まらなかった



















3位「ダークナイト」


ストーリーも最高だし、ジョーカーの怪演、デントのキャストも素晴らしいし、バットマン(クリスチャン・ベール)もより磨きがかかっていたように思う。先に書いたが、ストーリーが破格に面白い。バットマンを題材にここまで面白いストーリーが作れるなんて!1位でもおかしくないのだけど、これを超える作品を観てしまった...


































2位「ウォッチメン」(劇場)


予告編に一目惚れしてしまい、公開が待ちきれず原作を買ってしまったが、公開の前に原作を読むのが躊躇われたので冒頭ちょびっとだけ読んだりして、かなりワクワクしながら公開を待って公開日に観に行った。期待通りの最高の映画で、ウォッチメンやミニッツメンのヒーローたちのキャラや描かれ方、重厚なストーリー、目を見張るアクションシーンと上映時間は割と長めだが、それを感じさせない圧倒的な運びで持っていかれてしまった。

鑑賞後に原作を読んで、ラストの違いについて考えたがどちらも良くて(劇場版は少し破綻してしまう面もあるかもしれないが、辻褄は合うし)また映画を観てしまい、原作を読んでしまい、と観れば観るほど、読めば読むほど味が出てくる素晴らしい作品。









































































1位「僕らのミライへ逆回転」


ジャック・ブラック映画ということで借りたのだが、全く予想外に面白かった。これほど映画という媒体を愛している映画はないと思った。終盤まで「あ、こいつらほんとに映画好きだなぁ」と思いながら大爆笑しながら観てたのに、ラストで涙腺を一気に攻め落とされてしまった。こんなに映画好きによる映画好きのための映画は他に存在しないと思う。


これって昨今のハリウッドの風刺なんじゃないか?って思わせるような作品だな、と気付いた。金掛けなくたって面白い作品はいくらでも作れるんだぜ、って。それから、ストーリーの持って行き方もすごく上手い。自分たちの作った映画が、町の人を巻き込んでいって町の人も出演する。あぁ、映画ってこういうものなんだよな、って伝わってくる。みんなで作って、みんなで観て、みんなで想いを共有する。映画ってそういうものなんだよな、って改めて気づかされる。そんなの、ネットの動画共有サイトでも出来る、って言う人もいるかもしれない。だけど、ネットは自分は出演出来ない。声や映像を伝えることは出来ても、体温を伝えることは出来ない。他の出演者の体温を感じることは出来ない。でも、町ってのは、ひとつの映画スタジオとしてはすごく優れてるよね。なんでも揃えられるし、ロケもいくらでも出来る。そういった要素を全て含ませて、エンディングで爆発させる。最後は思わず泣いてしまった。普段映画ではあまり泣かないけど、ついグッときてしまった。

ジャック・ブラックファンとしても、一映画ファンとしてもこの映画は素晴らしい、の一言に尽きる。

さて、ぼくも映画を撮ろう。

映画好きにはたまらない - Be Kind Rewind - I am Electrical machine













以上が、今年の映画ライフの全てです。途中にカナザワ映画祭というイベントがありましたが、あれは評価が非常に面倒なので省きました。省かなかったらワースト5が大変なことになってたかも(ry

ひとまず、先にも書きましたが暫定です。公開中の映画のみならず、グラン・トリノ、レスラー、サマーウォーズ、96時間、トランスフォーマー2、エヴァ破、沈まぬ太陽、母なる証明、X-MEN:ZERO、スラムドッグ・ミリオネア...と羅列しても仕方ないぐらい積み残しがあるのでどうしようかと...