2010/09/25

IT研究会やめました!

タイトル通りです。9月初旬くらいになんか退職しました!みたいな記事多かったので流れに乗って。ちょっと遅い気もするけど。

なぜやめたのかというと、一番にあるのは「会長として力不足」という点。今年こそは何かしらの実績をしっかり出して後進に伝えていくぞ、と春からいろいろがんばってみたが、成果らしい成果は出ずだった。また、同好会の運営という点でも3役で全く連携がとれておらず放課後の部室は毎日閑古鳥であった。

次にあるのは、「そろそろ勉学を優先しないと」っていう危機感から。春先から全く勉学(学校の)に対する意識が低下していて、そんなことよりもウェブサービス作るべ、とか1行でも多くコード書くべ、とかそういうことを考えててテスト前も全く勉強しなかったらえらいこっちゃになってしまったので。
就職はしたくない、というスタンスは崩していないので進学する。やりたいことをやる所存。そのためには勉強しないとね。もっと早く気付けばよかったよね。4年の成績がマシだったらまだ進路が拡がったのにね。
そこは今から取り戻すつもり。なので、同好会に参加しにくくなるし、そんな自分が会を牽引できるはずもなく。

そういうわけで、IT研究会をやめます。こんな中途半端な時期にごめんなさい。

残る後輩たちには今よりも一層発展させていってほしいと切に願っています。






って書いとけばまぁ、人当たりもいいというか、角が立たないというか。

実際のところ、同好会の存在意義が分からなくなってきてる。自分がIT研(当時はまだJava研)に入った頃はまだTwitterなんてものはなくて福井なんていうド田舎で駆け出しエンジニアとして勉強したり、交流したりするためには同好会のような存在が必要不可欠だと思っていた。後進のためにも、こういった会を存続させていかねばならない、と考えていた。
しかし、時代は変わった。交流しようと思えば、ツールはいくらでもあるし、勉強会はUstreamで自宅で見れる。atndなどで参加もしやすくなった。そんな時代に生きてるスゲーヤツはわざわざこっちで会を用意してなくても、勝手に尖っていけると思う。
内に篭るよりも外へ出て行くようにならないといけないと思う。

もっと言えば、この夏いろいろ目に余るものを見てきてバカバカしくなった。IT研究会を名乗っておきながら、管理にITを全く使ってないとか体を張ったギャグだよね全く。

老害は去ります。自分のイズムに共感してくれる人はここにはいないし。

2010/09/21

カナザワ映画祭2010-世界怪談大会-に行ってきた!

カナザワ映画祭2010-世界怪談大会-に参加してきました。カナザワ映画祭に参加するのは今年で二回目。去年はネカフェに泊まったりしてかなりエクストリームな日程だったのだけど、今年は全日日帰りすることに。

今年も爆音上映a.k.a.霊的爆音上映でした。



前日に徹夜でボードゲーム大会に参加してたので、初日は女優霊から。ゼイリブ見たかった!
ネタバレを盛大に含んでる可能性大であります。

女優霊
一発目にして今回の映画祭で最恐に怖かった映画。映画監督が撮ってた映画に幽霊っぽいのが映ってるのを見つけて...みたいな話。最初はなんとなくクサい芝居が面白かったんだけど、徐々に怖くなっていって最後は本気で泣きそうになった。
何が怖いって、幽霊が高笑いしてるのがスクリーンに大写しになって霊的爆音で笑い声を聞かされるもんだから、もうね。鑑賞後ずっと鳥肌が止まりませんでした。

クトゥルーの呼び声
クトゥルー神話を再現した映画らしい。無声映画で、最後はモーションピクチャーでクトゥルー(?)が降臨するっていうなかなか見ごたえのある映画でした。

邪願霊
アイドルのプロモーションのドキュメンタリー風のホラー映画。ブレアウィッチプロジェクトを10年も先取りしててすごくびっくりした。今見てみるといろいろダサくて面白かった。あと、いろいろツッコミ所も見てるうちから多くて怖いというよりはがんばって作ってるなぁ、と関心しながら見てた。少し残念だったのはラスト。セット自体がダサダサだったのもあるけど、演出もなんだかなぁ、という感じだった。一番残念だったのは、なぜかテープが出てきて幽霊視点も合わせて見れるっていうなんだかよく分からない演出。せっかくそこまでPOVだったのに、それだけが惜しかったなぁ。

霊幻道士
いわゆるキョンシー映画。キョンシーがコミカルですごく面白かった。霊的爆音で良かったなー、と思ったのはボスキョンシーが出てきたあたり。ボスキョンシーが跳ねるたびに、ドーン!ドーン!って体が揺れるのであたかも目の前にボスキョンシーがいるみたいで迫力ありました。演出は古風なコメディタッチでまぁまぁ。なぜか女のユーレイとかいうのが出てくるけど、すごくオマケ感というか、セクシー担当というか、まぁ美人だったからいいや。頭飛んでくるのはちょっとビビったけど。

ポゼッション
エクソシストがフィルムがダメだったみたいで、その代わりに上映された映画。奥さんが妄想が現実になったり(?)して夫婦そろって狂っていく映画。ようは、幽霊なんかよりも人間の方がよっぽどこえーぜ映画。夫婦が喧嘩するシーンは爆音というのもあってめちゃめちゃ怖くてめちゃめちゃ怖かった。主演の女優さんの怪演がスゴかった。後半はひたすらぽかーんってしてた。奥さんが謎の生物とセックスしてたり、もう一人の自分が出てきたりと全く意味が分からなかった。でも、怖い。

リング
Jホラーの大御所、Jホラーのクラシック、金曜ロードショーでトラウマになった人の多いであろうリング。爆音でリングなんか見たら死んでしまうわ!とか思ってたけど、爆音はそんなに影響なくて松嶋菜々子かわいかったし(あと、バカ)、真田広之カッコよかった。警戒しまくってた割には思ってたほど怖くなかった。出てくるだけだしね。

吸血鬼ゴケミドロ
なんか、ゴケミドロっていうエイリアンが地球に侵略してきてテロリストと政治家が乗った飛行機が墜落してサバイバルする話。
設定とかがバカバカしいし、話も大変バカバカしいし、エイリアンもバカバカしいし、全てがバカバカしい映画だった。UFOに接近遭遇するシーンの高い音が非常にウザかった。でも、好きだよ、こういうのも。

バトルトーク2010
平山夢明×宇多丸×高橋ヨシキっていうなかなか見れない鼎談でした。バトルトークというよりは、ダラダラトークでしたね。ひたすら笑ってました。

降霊
見える妻・風吹ジュンとその夫・役所広司の話。幽霊が出てくるけど、幽霊は実際にはなんにもしなくてやっぱり最後は人間が怖いんだよ、っていうのを見えるっていう設定を上手くスパイスにしていて面白かった。


総評
今年も充実のラインナップですごく面白かった!昨年も「これが一番面白かった!」っていうのを書こうとしたけど、どれも異彩の魅力を放ってて甲乙つけがたかったが、今年も同じでどれも面白かったとしか言いようがない。
同じ期間に、ジャズコンサートが金沢の各地で繰り広げられてて金沢の街全体に活気があって、すごく良かったように思う。
来年も楽しみ!